「・・・・イザーク。私たち・・・別れない?」
「・・・・は?」
別れよう。
それは数時間前のこと。
ピーンポーン・・・
「はーい・・・どなたですか?」
が自分の家のドアをガチャリと開ける。
「TV局のタナカという者です。このまえ「NIK」の「もしも彼氏に別れ話をしたら」にご応募されましたよね?」
「え・・・?あ、はい。」
実ははイザークの反応をみたくて、こっそりおもしろ半分で応募していたのだ。
「あなたを採用させていただきました。彼氏はB型(この話のみの設定です)だそうですね?」
(私って)
「はい・・・そうです。」
(クジ運あるかも・・・・!)
「なのでちょっと今から撮影してもいいですか?」
「・・・・はい」
・・・そして今に至っている。
「それはどういうことだ。オレのどこが不服なんだッ」
イザークの顔が怒りで赤くなっている。
「その・・・・」
こんな事言いたくない・・・。
イザークが私をきらっちゃうなんて。
やだよ。
「その・・・全部・・・」
長い沈黙があった。
「・・・わかった。おまえが別れたいんだったら別れよう。じゃあな、。」
はい?
本気でいってんのアンタ。
アンタがあたしを愛してた気持ちってそんなもんだったの?
「なによ」
「なんだよ?別れてやるといってやるんだ。」
イザークは引き止めてくれるって信じてた。
ほんとはイザークを試したかった。
どれくらい私を愛してくれてるか。
「ごめん イザーク」
「何?まだあるのか?」
「ウソです」
イザークが目を見開く。
「ちょっと!何言ってるんですか!?」
TV局のタナカさんが草むらからガサッとでてくる。
「・・・?どういうことだ?」
「イザーク。ウソなの。ごめんね。ちょっとイザークがどれくらい私のこと好きなのか試したかったの。」
が真剣に言う。
「タナカさん、ごめんなさい。私この番組おります。私イザークに嫌われたくないから」
「・・・いえ、今の、つかわせてもらいます。ザフトにはこんなに素敵なカップルがいる・・・って。」
「え・・・っ」
イザークはに向きなおる。
「・・・・まだ好きでいてくれるのか?」
「・・・あたりまえ。私は生涯イザークしか愛せないもん。」
「・・・当たり前だろ!!!」
そう言ってにキスをした。
深く、深く。
1ヶ月後。
「イザーク!この前のんやってるよ!」
「・・・オレはそんなのはみない。」
「モー!あ!終わっちゃったじゃんっ!イザークのバカー・・・?ん・・・?」
がテレビの方を見て石化している。
「どーしたんだ・・・・?え」
テレビでやっていたのは、なんとイザークとが熱烈キスしていたところだったのだ!
「やだぁ!はずい!!!!」
「・・・オレキスしてる時かなりヤバい顔だなぁ」
「・・・・私いつも見てるもんね」
「今度は最後まで行くか?」
「・・・・・っ!」
FIN
☆あとがき☆
何これ。
もっとギャグにしたかったのヨ!
・・・ダメでしょぅかぃ?
もう悲しいですよ・・・もう。
文章能力ホスィ。
04・12・28